自作の書

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所属:泰永会

師匠:野尻泰煌

発表の場:泰永書展

写真のほとんどを也太奇を主宰する弟、松里鳳煌氏よりご提供いただく。この場を借りて御礼申し上げます。

経緯:20年は経つだろうか。兼ねてより凄い書家がいると弟である松里鳳煌に師の存在は聞いていた。当時は「随分とご執心だなぁ。大丈夫かね」といった程度に捉え気にも留めていなかった。弟がサラリーマンを辞め本格的に書の道に入っていった横で、自らは写真家としてのスタンスやテーマに思い悩み藻掻いていました。その頃、師は 第一回野尻泰煌展 の作家活動の只中にあり、弟は度々その手伝いに招集されていたよう。何度目かの誘いを聞き流し、暫く間が空いたある日「何やら作品テーマに悩んでいるようだけど、最高の被写体だよ」と改めて誘われる。不意に「まあ、行ってみるか」といった何も無い状態で 東十条ふれあい館 での師の活動を目の当たりにし衝撃を受ける。暫くは作家活動の時に弟に知らせてもらい撮るだけの間柄だったが、ある日師より「本当に書家を撮りたいのなら書が出来ないと本物は撮れないよ。本当に撮りたいのなら弟子になりなさい」と言われ二つ返事で弟子入りする。そこから書作家活動が始まる。当初は全く作品を出す気は無く、断ってもいたが、後に弟子入りさせた息子が出すことになり、「子供が出すのにあんたが出さないわけにもいかないでしょ」ということで愚息と共に恥ずかしながら処女作を出して以来、毎年出すことになった。ここ二年は悲願でもあった楷書の作品化に挑む。2017年には本業の写真よりも先にハンガリーに書が寄贈される。

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